■ WA M92FS "Lethal Weapon / Battle Dameged" (2011/07/21)


 買わずに後悔するより買って後悔しろ、そう自分に言い聞かせて買ってみたM92FS、古き良き80年代も終焉を迎えつつあった頃のあの映画のプロップガンをモデル化したものですが、まあ、若干後悔の方が大きいかな、という代物です。
 注目はバトルダメージという表面仕上げ、とどのつまり、HW素材を染めた後に各部を軽く研磨し摩耗したように仕上げる、という手の込んだものですが、たしかに雰囲気は結構出ています。動作音や質感はやはり樹脂そのものですが、一見樹脂とは思えない金属感は驚きです。使い込まれたような感じはエアガンに慣れ親しんだ身には新鮮でさえあります。
 とはいえそこはWA、相変わらず値段がべらぼうです。売価31000円。仕上げが手作業であることを考えると、高くなるのは仕方がない点ですが、それにしてもぼったくりです。そんなわけで、出来がよくても後悔が拭いきれない買い物になってしまいました。
 所詮はキワモノの一種なので、実射性能は気にしないでおきましょう。リコイルはWAらしく十分強いので文句はないです。グルーピングは計測していません(端から期待していません)。
 とりあえずレール研磨しながら、リーサルウェポンの1作目を鑑賞。やっぱり映画やドラマにとって80年代はいい時代だったんだなあ、としみじみ思わせてくれる映画でした。2作目以降はコメディ色が強くなり、派手なアクションとノリの軽さがいかにも90年代の映画になってしまっている点が残念です。いや、それも嫌いではないんですが。







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