■ Buck/TOPS CSAR-T (2011/02/07)


 BuckがTOPSとのコラボレーションで発売したごついというかやたら分厚い重量級フォルダーです。
 TOPSはミリタリーカスタムナイフメーカーの老舗で、いまいち垢抜けないデザインで鋼材も440Cが中心なのにやたら高い値段のナイフが多くて全然気にしていなかったんですが、BuckとのコラボでなかなかいいデザインでATS-34で100ドル以下のお手頃価格というTOPSらしくないフォルダーが出たので、あっさり注文してみました。
 ブレードは丸みを帯びたタントポイントで、エッジの長さ8.9cm、ブレードの厚み4.4mm、ハンドルの厚み12.7mmという、僕のような軽くて薄いのがフォルダーの信条と思っている人を鼻で笑うような代物です。しかしながら昨今ファクトリーナイフでは殆ど見かけなくなったATS-34で4mm超というブレードは惚れ惚れします。
 最初の数ロットはプレミアムステンレスで、その後は値段を大幅に下げて安い鋼材に移行するというのが通例のBuckの販売スタイルですが、このナイフも既に420HCで厚みが3mm程度の廉価版(70ドル前後)が出ています。廉価版も米国製ではありますが、価格は2割引で魅力は8割引といえるでしょう。







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