Benchmade Nimravus / Tanto / Cab II

【初出:2007/09/14 & 2011/10/01】サバゲーの装備品として腰に下げている人も多いダミーナイフ。そのダミーナイフはたいていNimravusタイプだったりします。ウチにある3本のNimaravusをまとめて紹介しましょう。

ナイフブランドとしては最もメジャーな老舗といえるベンチメイド、そのフィックスドの代表といえるのがNimravusです。Allen Elishewitzデザインの典型的タクティカルシースナイフで、ドロップポイント(ベンチメイドのカタログではモディファイドタントとされています)モデルのセレーション付きが米軍採用(NSN登録)されています。ショートモデルとなるNimravusCabは発売後しばらくして廃版となりましたが、2011年にNimCabIIとして復刻しました。ただ2025年現在、Nimravus、Cabともにカタログ落ちとなっているようで、現状では新品の入手は難しそうです。

リカッソを除くブレード長はプレーンで116mm、タントはセレーション付きで112mm(内セレーションが24mm)、CabIIは86mm。ブレードの厚みはそれぞれ3mmと薄め。プレーンとタントはブレードの鋼材がD2、ハンドルはエアクラフトアルミ。CabIIはそれぞれ154CMとG10。Nimravusの鋼材はいくつかあり、知る限り154CM、D2、M2、ATS-34があります。ハンドルデザインも3通りにあり、最初期はG10でツルツル、今回のノーマルとタントが2代目、CabIIがG10に戻った3代目。CabIIはミニサイズのフィックスドとしてとてもバランスよい感じですが、ノーマルサイズの2本はブレードの薄さが頼りなさげな感じです。全体のデザインは悪くないんですが、個人的にはバリエーションとして厚みが5mmでもう少し長い15cmオーバーのブレードのモデルがあればいいなあと思うんですがね…。

付属のナイロンシースはなんとEagle製。ナイフ本体と揃って米国製です。結構フィックスド持ってますが、付属品のシースとしては抜群の出来です。 MOLLE対応ですし、ベルクロ固定、ベルトループ通してパラコードで腿に固定、とシースの装着方法としては考え付く限り対応してます。