東京マルイ型 FI Vanta9 他HiCap系

2011系最後はマルイコピーです。実はマルイ製の「ハイキャパ」は一つも持ってないんですよね。マルイ嫌いだし、ウソっこ銃だし。

今回はマルイコピーの2011系で、いずれもスライドライドのダットサイトを装着しています。またショートリコイルがオミットされています。中華のマルイコピーにはよく見られますが、見た目のカッコよさが完全に台無しですね。22LRコンバージョンキットを組み込んであるという脳内設定で乗り越えましょう。

Toxicant FI Vanta9はコンバージョンキットで、アイアンサイトが使えるオプティックレディな2011を探してたときに見かけたんですが、値段見て高い!となって完全スルーしてたところ、まともに動かないと報告が相次ぎ、メーカーから改修パーツが後日配布されるというなかなか珍しい対応が取られることになり、改修パーツの入手が難しい並行輸入品が半額程度に値崩れして販売されることになるなか、何故か国内代理店経由なのに特価で売られていたので購入した次第です。なお、樹脂パーツ(グリップとメインスプリングハウジング)がセラコートされている特注品で、改修パーツも後日送られてきました。

完成させるためにキットに不足しているパーツは、チェンバー、インナーバレル、チェンバーパッキン、リコイルスプリング、同ガイド、メイン(ハンマー)スプリングです。あとマガジンも。僕が付けたのはバレルとパッキンはいつものpdiで、リコイルスプリングガイドは軽量アルミのAIP、チェンバーもアルミ製のガーダー、スプリングは手元になぜか余ってたプロテック。メインスプリングはカウカウです。
改修パーツがない状態では本当にまともに動かないのですが、改修パーツに交換後も残る問題点は柔らかすぎるトリガーバーと緩すぎるサムセイフティです。トリガーバーはガーダーあたりのものに交換すれば解決です。サムセイフティはプランジャーがハマる窪みが浅いので、これをドリルで深く掘ってやれば改善します。グリップセイフティはなぜかこのパーツだけ質の悪い塗装の亜鉛製だったため、ガーダーのステンレス製に交換しました。光学はSwampDeerの1x24HD。RMRフットプリント互換で、ハウジングが薄く、明るさも十分、そして実銃用なのに安い、といういいところしかないサイトです。

BUL SASIIは外装はノーマルでは銀色のメッキがビカビカで下品なので、COWCOWの黒いアルミ製フラットトリガーと、AIPの黒いアルミ製マグキャッチと、5KUのスチールハンマーと、GUARDERの黒いステンレス製グリップスクリューとグリップセイフティーに交換しました。5KUのスチールハンマーは安いのにストラット付きですが、これはうまく動作せず、ストラットは純正と付け替える必要がありました。Vanta9と同じで、Toxicant製品のトリガーバーはペラペラですぐ変形してしまうので、今回もトリガーバーをガーダー製に交換しました。インナーバレルとチェンバーパッキンはいつものpdi製で、キビキビ動きよく当たるいい銃になりました。光学は付属のShield SightsのRMSのレプリカです。自動調光で使いにくい…。

Army+T8 Staccato C2 は使っていなかった銃(某福袋に入ってた電動)とトレードで入手したものです。STIが好きだった人は殆どがそうであるように、Staccatoが好きになれないんですが、エアガンとしての出来はかなりいい感じです。シリンダがデトニクスサイズではなく、通常のハイキャパサイズになっているので、動作性能はかなり高いです。塗装がややODぽいのは何故なんでしょうかね。光学はVectorOpticsのFrenzy 1X20X28です。性能的には文句ないんですが、同じ薄さのSwampDeerより高い。しかしDoctorフットプリント互換でハウジングが薄いのはこれしかないのです…。

マガジンはガーダー製の軽量アルミマガジン(キット)を使っています。ガーダーのマガジンはグロックのもそうですが、キャッチの溝がマルイ純正に比べるとほんのわずか下になっているようで、ガスルートパッキンとノズルの密着度を上げる意図があるようですが、逆に動作不良(閉鎖不良)の原因になることが多く、基本的にマガジンキャッチを加工する必要があります。