G&P WOC Viper

【初出 2010/04/02】WAのM4用カスタムパーツで有名になったG&Pが、そのカスタムパーツで組み上げた製品がWOCシリーズです(何の略かは不明)。WAはカスタムパーツも認可制にしてパテントビジネスを目論んでいましたが、そんなの全くお構いなしの台湾や本土の中華系メーカーの台頭で瓦解したといえるでしょう。2011年にWEのG36(製品名はG39)が登場するまで長物のGBBはWAに敵わなかったので、当時のWA製品の競合はG&Pやイノカツといった海外製のWAコピーでした。
外装はレシーバーがVltorのMUR-1で、それ以外は結局交換しました。ハンドガードはMidwest風の細いやつで、グリップはMagpulのMOE-K(実パ)、ストックもMagpulのMOE(実パ)、アウターバレルやハイダーはシルバーにして、ボルトキャリアはアルミ製シルバーです。ボルトキャリアがADAMSタイプなのは、ADAMSのガスピストンシステムなガスブロックをつけてた時期があったからです。全体がFDEカラーで見た目はとても気に入っています。チェンバーは電動用バレル&パッキン対応のものに交換してありますが、ノーマルはWAコピーのチェンバーにノズル内のスプリングを逆方向に取り付けてを負圧化しているだけのものでした。

上写真は箱出しと過渡期(DDなハンドガードとADAMSなガスブロック付けてた頃)の状態。当時FDEのM4は珍しく、製品もそうであるようにハンドガードを同じ色で揃えることは難しかったので、レールパネルで何とかしようとしていました。マガジンはG&P製のPMAGもどきですが、格子の数が多すぎ。でもこのマガジン、買ってから10年以上、ガス漏れしていないんですよ!(箱出し写真にあるシールついてたWAコピーマグは5年ほどでガス漏れしました)
Vltorは2025年の今も健在のメーカーですが、ロゴも変わって全盛期は過ぎた感じです。SCARに先んじて作っていたARのモノリシックアッパーであるVISシリーズは本当にかっこよかった。