KSC M4A1 (Ver.2)

【初出 2019/06/22】KSCのM4は初期生産分(つまりVer.1)があまりに気に入ったのでKAC刻印入れたりしてました(前回参照)。その後良いタイミングで特価でVer.2というやつを買ったんですが、その作動性の高さからサバゲーで使えるように、軽量かつダメージ受けても気にならない外装で整えたものです。
とにかくリコイルが強いことが特徴で、設えてからこの5年間、代替フロンではこの銃を超えるリコイルにめぐり合っていないわけで、代替フロンで普通に使えるガスブロではこれを超える物はなさそうですね(発射機能オミット、ガス消費量ガン無視、みたいなカスタムならありそうだけども)。とはいえ冬場はやはり数発の速射で動作不良を起こすようになるので、サバゲーでは夏場はこの銃で冬場はCO2の何か、みたいな使い分けをしています。経験的に、代替フロン(HFC)仕様のM4で箱出しでリコイルが一番強いのはWEですけども。
内部パーツはいつものKSC/KWA用のMapleLeaf「変態の鑽石HOPUP」チェンバー一式とインナーバレルを組み込み、リコイルバッファはVFCの旧型スピードバッファ、GuarderのVer1用スチール製インパクトハンマー(ファイアリングピン)を加工して使っています。スチール製インパクトハンマーをギリギリの長さに加工することでガス流量がわずかに増え、リコイルアップにつながります。また特価品だったせいか、アッパーレシーバーとロアレシーバーのガタが大きかったので、マジックピンで固定しています。マジックピンはレシ-バー前方でロアとアッパーの密着させるものですが、副次的効果としてマガジンが強めにローディングノズルに押し付けられることになり、動作性能が上がります。ていうかマジックピンを考えた人にノーベル賞あげてほしい。レシーバーといえばKSCのGBBレシーバーはリアルサイズではなく、電動とリアルサイズの中間という謎の寸法です。グリップの真上、ロアレシーバーで最も薄い箇所の厚みは、実測で、電動(KSCのTEG)が26.2mm、このKSCのGBBが24.4mm、VFCやWAのGBBは22.3mmでした。そのためKSCのGBBは実銃用/GBB用のグリップをつけると微妙に段差ができます。
外装は、軽さ重視になっています。ハンドガードはGuntecレプ。リアル形状ではないけど、とにかく軽い。
フロントサイトは薄さ最優先でBOBROレプ。ペラペラなので軽い。リアサイトはPTS純正のEPBUIS、余ってたものですが樹脂製なので軽い。ハイダーはKX5レプ。ゴツいけど中空洞なアルミ製で軽い。グリップは初代MOE-K(実パ)、ストックはMOE-SLK(IronAirsoft製レプ)。ストックは実パも持ってるけど、区別難しいほど出来が良いレプです。光学はSOTACのC-Moreレプ。安くて軽くて明るくて視界が広いので、サバゲー用の銃にはとりあえずこれ乗っけてます。アンビセレクタはPTS純正のSSG、アンビマグキャッチはKSC純正です。

ただ数年使ってきて、一番辟易するのが、マガジンの重さ。約600gあるため、フルロードのリアルマガジンと同等の重量となります。リアルなのはいいことですが空マガジンでも同じ重量ってのが辛い…。なおリアカンではなく40発入ります。